団体概要

しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡は2006年4月から指定管理者として福岡市立ひとり親家庭支援センターの管理運営に当たり、2011年4月からも引き続き指定管理者になりました。

概要

法人の名称 特定非営利活動法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡
住所 〒810-0041 福岡市中央区大名1-5-5 月光ビル503
電話 092-722-3003
認可年月日 2005年9月15日認証
設立登記年月日 2005年9月28日
社員数 16人
会員数 134人(2023年4月現在)
役員数 理事長 大戸はるみ   副理事長  理事4名  監事1名

法人の基本理念

特定非営利活動法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡は、母子、寡婦及び離婚に至る前の母ひとりの家庭の母及び子どもが、自らの意思で主体的に生活し、生きがいに満ち、活力に富んだ人生を送れるように支援することを目的とする。



これまでの経緯と活動実績

1984年 児童扶養手当の改正案が出されたのを機に母子家庭の母を中心に任意団体として活動を始めた。シングルマザーが子どもと共に生きやすい社会・暮らしを求めて相談・情報交換・交流会などを行う。
2003年 しんぐるまざあず・ふぉーらむ(東京)が平成14年内閣府において特定非営利活動法人に認証されたのを機に「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡」と改称する。
2005年 6月10日 福岡県に特定非営利活動法人として申請し、受理される。
2006年 4月、指定管理者として福岡市立母子福祉センターの管理・運営にあたる。
2008年 11月、厚生労働大臣から有料職業紹介事業者の許可を受け、2011年11月更新する。
2011年

4月、引き続き指定管理者として福岡市立母子福祉センターの事業を受託する。

11月、第10回福岡県男女共同参画表彰の「困難な状況にある女性の自立支援部門」で団体表彰を受賞。

2016年

4月、引き続き指定管理者として福岡市立ひとり親家庭支援センターの事業を受託する。

2021年

4月、引き続き指定管理者として福岡市立ひとり親家庭支援センターの事業を受託する。

■相談事業

1984年~ 母子家庭の母、及び離婚前の母に対し、主に生活相談を実施する。相談者は延べ約1000人を超える。

■講演会事業

1988年 あすばるフェスタ98で講演会「シングルマザーの明日にカンパイ!」
2004年 まつりアミカス2004で講演会「自分らしく生きよう―シングルマザーという選択―」
2004年 独立行政法人福祉医療機構子育て支援の助成事業により「養育費どうしたら受け取れるの?」講演会。
2005年 「元気ですか シングルマザーから見える女性の現状と未来」
2007年 「どっちも大事!仕事と子育て~シングルマザーが使える制度と暮らしの知恵~」講師:中野冬実さん
2008年 「先輩シングルマザーに聞く ~輝いて働くために~」コーディネーター:河嶋静代さん(北九州市立大学教授)他パネリスト3人
2009年 「母子家庭共和国 新川てるえさんに聞くシングルマザーの暮らし・子育て・仕事」講師:新川てるえさん(NPO法人Wink代表)
2010年

「母子家庭の子どもと教育~教育実態調査から見えたこと~」

講師:湯澤直美さん(立教大学教授)を開催。

2011年 「シングルマザーの現在と未来~就労・子育て実態調査から見えたこと~」講師:藤原千沙さん(岩手大学准教授)
2012年 「聞かせて シングルマザーの子育て~反抗期・教育・面会交流~」講師:大森順子さん(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西事務局長)
2013年 パネルディスカッション「シングルマザー応援講座体験談から学ぶ
2014年 講演会とワークショップ「ひとり親家庭を語ろう~いま求められる支援とは~」
2015年

映画「マンマ・ミーア」上映とワークショップ

2016年  ひとり親に役立つ対話のヒント ~あなたが変われば 相手も変わる~ 講師:長阿彌幹生さん(教育文化研究所)
2017年

 養育費・面会交流 ~外国の制度に学ぶ~

 講師:小川富之さん(福岡大学法科大学院教授)

2018年

 養育費確保にむけて~現状と課題~

 講師:小川富之さん(福岡大学法科大学院教授)

2019年

シングルマザーのためのHAPPYエンパワーメント講座

2021年

私たちはどう苦難を乗り越えたか?~離婚サバイバーに聞く~

■調査研究事業

2001年 『シングルマザーに乾杯!』(現代書館発行)に福岡の会の現状をまとめたレポートを寄稿。
2002年 独立行政法人福祉医療機構の助成による調査・研究活動に参加。調査・研究レポートを『母子家庭の仕事とくらし』に発表する。
2003年 独立行政法人福祉医療機構の助成による調査・研究活動に参加。福岡在住の母子家庭の子どもにインタビューし『母子家庭の子どもたち』に調査研究レポートを発表する。
2003年 BOC出版部発行『あごら』289号に母子家庭の現状調査と問題点などをまとめた調査研究レポートを発表する。
2004年 『北京+10ふくおかNGOレポート』(北京JACふくおか発行)に母子家庭の現状調査と問題点などをまとめた調査研究レポートを発表する。
2006年 「母子世帯の生活の変化調査」に協力。阿部彩著「子どもの貧困ー日本の不公平を考える」で紹介される。
2009年 NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの「 母子家庭の子どもの教育実態調査とインタビュー」で福岡の調査とインタビュー・まとめを担当。報告書「母子家庭の子どもと教育」として発行。
2012年 「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークの「就学援助に関する調査」に協力。近隣市町村を調査。
2013年 島根大学比良助教のアンケート「シングルマザーの健康意識と予防的保健行動の実態調査」に協力。

■請願実績

1998年 児童扶養手当の所得制限切り下げに伴う母子医療の所得制限緩和を求める請願に取り組む。37市町村議会で意見書が採択される。
2003年 福岡市議会に「母子家庭及び寡婦自立促進計画の策定とその有効な実施について」の請願提出。全会一致で可決される。
2013年 福岡市議会に「非婚母子世帯に寡婦控除を見なして起用し、他の母子世帯と同等の生活水準を確保・支援することを求める」請願を提出。

■会員への情報提供事業

●年3回「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡ニューズレター」発行。


■決算・事業報告